ゲームのシナリオライターにどうやってなったらいいの?と悩んでる人に実体験から方法を伝授してみる

Googleで「ゲームライター なるには」とか検索してみると、「本当にこれ書いてる人はゲームライターやったことあるの?」という、率直に言えば上っ面をなぞったような記事ばかりが出てくる。

まあ、基本的にこういった記事は、最終的には読者を専門学校へ入学斡旋したり教材なんかを売ったりするのが目的なので「ゲームのシナリオライターなんて地獄じゃぁ!やめとけ!」なんてことは間違っても書かないわけです。

でも、みんなが知りたいのってそういう部分じゃない?

というわけで、ゲームのシナリオライターについて、どうやってなったら良いのかとか、なるために何が必要なのかを、実体験ベースで書いていくよ。体験談が元なので、全部が全部当てはまるわけじゃない、ということはあらかじめ言い添えておきます。

ゲームライターってどうやってなるの?

いくつか方法があります。大学や専門学校からの就職や中途採用、スカウティングとか。自分がなった方法は「スカウト」でした。

友人とゲームを作って、コミケで売るというような活動を当時していました。人気サークルとか壁サーでは決してなかったです。東方とかボカロ全盛期の中、オリジナルゲームを小さな島で細々と売っていました。

コミケ参加4回目あたりで、声をかけてくる人がいました。

「コンシューマーゲームを作ってみませんか?」

状況だけ見れば明らかに匿名で情報教材を売るDM並に怪しかったのですが、出された名刺に書かれた会社名が、ゲーム作ってるなら誰でも知ってるような会社名だったこともあり、お話だけでも聞いてみようということに。

要約すると「〇千万円出資するから、コンシューマーゲームを1本作って欲しい」というものでした。当時は「ひ〇らしのなく頃に」とか「Fate」とか、ノベルゲーム全盛期だったので、そういう話は今と比べて転がっていたと思います。ノベルゲームバブルとでもいいますか。

まあ、結果だけ言えば頓挫しました。同人ゲームを百本程度細々と売っていた総員5名程度の弱小サークルが、いきなり2000万円を渡されてゲーム作れと言われても、できるわけがない。半沢直樹かよ。

当時はしばらく放心状態になるほどショックでしたが、今思えば頓挫して良かったです。たぶん受けていたら、20代前半にして数千万円の借金を抱え込むというとんでもない人生になっていたと思う。

そんな放心状態のときに、今度は別のところから「シナリオライターにならない?」というお誘いを受けました。誘ってくれた人は日頃から私のゲームをプレイしてみたり、シナリオを読んでもらってアドバイスをもらう程度の交流があった人だったので、その人の誘いに乗って、その人が働いているゲーム会社の入社試験を受けることに。

テストライティングと面接試験を経て、無事に採用されました。

なのでスカウトといいつつも、実際に入社試験を受けたので、正確には就職活動で会社にエントリーしただけなんですが、まあそういった事情から普通に受けるよりは有利だったんじゃないかなと。

めっちゃ長くなりましたが、今の話からも、だいたい3つぐらいゲームシナリオライターになる方法は見えて来たのではないかと思います。

①新しく立ち上がる会社のスタートアップメンバーとして参加する

誰かが会社を立ち上げるときに、そのメンバーとして加わるという方法。あんまりないと思いますし、会社が倒産して負債を抱えるリスクは当然あります。成功すれば、そのまま重役に居座れる可能性も大きいんですけどね。

「ゲーム会社」の立ち上げよりリスクを抑える方法はあります。それは「シナリオ制作会社」を立ち上げるという方法。シナリオライターが集まったり、アニメの元ディレクターが「シナリオ制作会社」を立ち上げるというのはよくあるので、それに乗っかるという方法です。

②人のツテを辿る

知り合いにゲーム業界の人がいれば、「今、〇〇さんの会社がライター募集してるんだよね」とか、「うちの会社に来ない?」と、そういう話になることもあります。①のような事業立ち上げで誘われることもあるかもしれません。

日頃からのTwitterの付き合いや知り合いとの交友は大事にしましょう。

③就活する

オーソドックスですが。ゲーム会社にエントリーしてみるという方法も全然ありです。一般の大学に求人が来ることももちろんあります。そういう場合、AD(アシスタントディレクター)や営業の割合の方が多いですが。

あとは、インターネットで「シナリオライター募集」に申し込んでみるとかですね。ただし、ライター募集は年中出しておいて、よっぽど良い人がいたら採用するみたいなスタンスの会社もあるので、慢性的に募集してるところは受かる可能性が低いです。

就活でライターってなれるものなの?

ぶっちゃけ、シナリオライターってピンキリなんですよ。

自分で企画から立ち上げてキャラ設計や発注、シナリオの監修までやるライターもいれば、ソシャゲの短いキャラシナリオを書くような、末端(て言い方はよくないかもしれないけど)のライターもいます。

なのでプロフィールに『シナリオライター』って書いてあって、有名な作品が並んでいたとしても、その人の実力やキャリアとは直結しないわけです。

後者については、アルバイトの求人広告に載ってることもあったりするので、簡単になれます。ミ〇〇ミさんとかね。でも、おそらく多くの人がなりたいと思うゲームライターって前者でしょう。

ですが新人でいきなりディレクションまで任されるライターになるのは、厳しいですね。まれに「経験を積ませるために失敗前提で1本作らせてみよう」とか、「とりあえず会社を回したいから短めの期間で1本作ってもらおう」とかそういう会社もありますが、それは例外。

だいたいは、メインライターのヘルプやADのような仕事から始まると思います。

ゲームライターになるためにあった方が良いもの

①実績

身も蓋もありませんが、現実なんてそんなもんです。

日本語って、誰でも書けるようで、ピンキリなわけです。「実際に仕事をやらせてからとんでもないものがあがってきちまった」なんてことにならないように、会社側もリスク回避のために実績のある人を最初から採用する場合が多い。

クラウドワークスやアルバイトでも良いので、実績を作っておくと、ないのとは雲泥の差。

②作品

シナリオライターはだいたい、月に150~200kbぐらいは書く事になるかと思いますが、作文用紙にすると250枚ぐらい。それを毎月書き続けるって結構しんどいです。

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